むかし、むかし読んだ、夏目漱石の『こころ』
ゆっくり読んでみたくなり、ゆっくり、ゆっくり時間をかけて読みました。
むかし、むかしはとりたてて感動もなく、読むのがしんどかったりもした文章が、
今、ゆっくりゆっくり読んで、すごくこころにしっとりと染み込みました。
なかなか、こころを伝えようとしても100のうち、私なんかは30ぐらい伝えられたらよしとする感じなのに、
こんなに、しっかりと自分のこころを伝えることのできる文章を、こんなにしっとりとこころに沁み渡るようにかけるものなのかと、感動をおぼえました。
正直に、自分のこころを、自分の人生をすべて出しつくして、それを誰かに伝えて人生を終えるなんて・・・
いいですね。
日本文学、読んでいないもの、読んだものも、読んで、読み直してみたいです。
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